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きそがわペットクリニックだより
院長の佐藤です。私は、1973年生まれで、団塊ジュニア世代の50歳になります。1998年に大学を卒業し、振り返るといつの間にか人生の半分以上が動物病院の世界に（笑）。四半世紀を振り返ると、動物病院を取り巻く環境も劇的に変化しております。例えば、犬の飼育頭数ですが、2008年に約1300万頭でしたが、今は約700万頭と日本の人口減少以上に、急激に少なくなっています。それに対して、動物病院の数は、私が開業した2003年は全国で約9200件でしたが、現在は12600件以上（コンビニのローソンとほぼ同じ数）となってます。
更に、CTやMRIもある高度医療病院も増え、また専門医療だけを行う二次診療病院の需要も高まっており、我々の業界も他業種同様に競争が激しく厳しい時代となってきています。当院は、CTやMRIなど特別な診療設備等はございませんし、私自身も専門診療の認定医の資格はありません。ただし、エコーや血液検査機器、レントゲン、麻酔モニター、眼科検査機器などは、最新機器を導入しており二次診療施設と遜色ないと自負しております。また当院は、定期的に腫瘍科、循環器科、眼科、皮膚科の認定医をお呼びして出来る限り最新の医療を提供出来るようにしております。私自身も、時代に取り残されず、日々精進して勉強会やセミナーにも積極的に参加しております。
動物病院医療は、日々変化していますが、開業当初からの理念には何も変わりはございません。『飼い主様にとって、もっとも身近で全国1のアットホームな動物病院』作りは、永遠に続きますので、今後とも気軽に相談してもらえたらと思います。
